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2019-04

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『アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩』 ファーストインプレッション

B000RP5QDO 『アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩』
 ⇒公式サイト

 PS2 バンプレスト
 ムスメ調合RPG CERO【B】
 2007年10月25日発売

 ⇒Amazonで詳しく見る

プレイ時間3時間15分。

ふむ・・・相変わらず面白いな。『アルトネリコ』が持つ特有の魅力はそのまま残っている。ムスメ調合RPGという独自路線は健在で、所謂恋愛アドベンチャー的要素とRPG要素を見事に融合させた新機軸のRPG。基本的に、システム自体は第一作で完成された感があるんで大きな変化はないものの、細かいところで前作の不満点を解消していたり、追加要素を施すなどのブラッシュアップが目立つ。

まずは戦闘。前作ではヒロイン1人を後衛に、前衛に3人の近接専門キャラを配置するのが基本の隊形だったけど、今作では後衛に2人のヒロイン、そしてそれぞれパートナーとなる近接専門キャラが一人ずつという組み合わせに変更されていた。また味方・敵のターンが交互に回ってくる仕様に変更され、防御と攻撃がはっきりと区別されるようになった。ヒロインを守りながら、近接攻撃でヒロインとのシンクロ率を高め、最終的に詩魔法で敵を倒すという戦法が確立されてはいるものの、ヒロインが2人になったことにより詩魔法の選択肢にも幅ができ、防御をする際にタイミングよくボタンを押すという操作が求められたことにより、戦闘自体はかなりスピーディかつ若干のアクション性を伴うものとなった。かなり前向きな変更だと思う。食塩気味になりがちな戦闘に、このような幅を持たせたのはグッド。今のところ戦闘は凄く楽しい、そう思わせてくれただけでも今回の変更は成功と言える。

肝ともいえるダイブシステムに変更点は見られない。宿での会話→精神世界へ→パラダイムシフト→詩魔法紡ぐ、という流れ。ここは完全にアドベンチャーパートなので、脚本・キャラデザイン等に全てが左右される。んなもんだから特に言えることはないんだが、「ルカ」「クローシェ」と全くタイプの違ったヒロインが用意されているので、本家ギャルゲーほどの守備範囲を有するとはいかないものの、正統派とツンデレ系お嬢様ってことでそれなりに手堅いっていえば手堅いところを押さえてはいるんじゃなかろうか。・・・うん、まあなんだ、思い出したけど相変わらず今作における「ダイブ」という行為が官能的表現を持ち合わせていて、明らかに製作者が狙ったものとはわかっているものの妙にドキドキしてしまう。コンシューマゲームというメディアで展開されているというのが妙な背徳感を生んでいるのか。まあこれこそがアルトネリコの本質だと俺は勝手に思ってるよ。

といった風に、引かれること間違いなしで書いたが、驚くべきことに今作では製作陣の暴走・・・もとい、新たな試みがダイブ以外にも多数あったりする。「デュアルストール」、前作の、グラスノ結晶をレーヴァテイル自身に埋め込むことで詩魔法を強化する「インストール」にあたるものだが、これが今作ではなんと結晶を沈めたお風呂にレーヴァテイルが入ることにより強化されるという謎仕様に変更された。ドット絵のキャラが風呂の中で動き回るだけなんでそこまでエロい描写があるわけではないものの、お気に入りのヒロインを風呂に浸からせて能力強化していくというのはなかなかこれどうしてか気持ち良かったりしなかったり・・・。初めに決定するヒロインと結晶の配置、入浴剤やアヒルの浮き物等の使用などにより、能力強化値に変動があるのでただ風呂に入れればいいというわけでもなく、それなりに考えられたシステムでもある。アルトネリコ的に、「インストール」から「デュアルストール」の進化ってのは、風呂に入れるというヒロインに焦点を当てた過程を取り入れただけでも正統的なものなのかもしれない。

前作で指摘されたグラフィックはちょいちょい向上した点が見られる。全体的な印象から、細かいところで言えばドット絵キャラの歩きモーションやら走りモーションやらの区別がはっきりと出来るようになった点など、他もろもろ。ワールドマップは3D、フィールドマップを2Dという手法は『テイルズ』シリーズと同じアプローチ。テイルズの方がビジュアルはきめ細かいものの、アルトネリコも2作目ということあってかなり近いものが実現出来ていると思う。あと、グラフィック以上に不満の声が上がった声優については、あくまで個人的な印象だがかなり改善されていると感じた。主人公が若干鼻に付く声で気になることもあるが、前作に比べれば大分マシ。ヒロイン、敵、脇役などには有名声優が名を連ねている。

気になったところは・・・メニュー等のインターフェースの重さかな。アイテム選択や装備などのメニュー閲覧時に結構気になってしまう。こう矢印がビシビシ動いてくれればいいんだけど、若干のモッサリがあるっていうか。前作でも同じこと思ったんだけど、ここら辺で若干のチープ感を露呈してしまっているのが残念。

まあしかし、不満点は少ない。宿会話やダイブを通したヒロインとのコミュニケーションは、本当に段々とヒロインとの距離が縮まっている気がして、それが最終的にアダルトゲーム的演出にまで発展するというのも理に適っている。戦闘もより戦略性に富んだ面白みの深いものとなり、ヒロインとのシンクロを重視したスタイルってのも世界観との調和がとれている。やり込み要素についてはそこまで期待しない方がいいかもしれない。周回プレイを想定した作りにはなっていないと思うんで。

俺の文面的にアルトネリコ特有のちょいエロ要素に目が行きがちになってしまうんだが、それも全部ひっくるめてRPGとして非常によく出来たゲームなんでRPGファンには触って欲しい一本だと自負できる。まあ言ってもアドベンチャー部分がないとアルトネリコではないからな、そこに期待してプレイするってのも十分ありかと。AVG部分もRPG部分もおまけではなく、二つが絶妙に絡み合っているのが今作の秀逸ポイント。未プレイな方には是非体験して欲しい。

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